「告白」を観てきたのそ

 昨日は、会社が終わってから、一人で映画「告白」を観てきました。
今月中に使わなければならない株主優待券があったので・・・。
サッカーの対パラグアイ戦もあることだし、きっとすいているよね、
と思ったら私のほかには10人ほどだったかな?
久しぶりにすいている映画館で映画鑑賞してきました。

画像


 中学教師・森口悠子(松たか子)の3歳の一人娘・愛美が、勤務先の中学校のプールで溺死体にて発見された。数ヵ月後、森口は終業式後のホームルームにて、衝撃の告白をする。
「私の娘が死にました。
警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたのです。」
教室内は一瞬にして静まりかえった。
それは、森口の娘を殺した生徒達に対する復讐の始まりであった。
 そして4月、クラスはそのままのメンバーで2年生に進級し・・・

 原作は、2009年の本屋大賞を受賞した、湊かなえの同名小説。
監督は、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也。
※R15+
(106分)

 なかなか衝撃的な内容の映画でした。
中島監督の作品は、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」を観ましたが、
この監督らしく、テーマ自体は深刻で暗いものなのに、どこかコミカルで
それでいてじんわりと恐ろしいのがよかったです。
そういえば、この人の作品は、「カラフル」なイメージがありますが、今作品は
色が少なかったなあ。

 好き嫌いは分かれる作品だと思いました。
ごく常識的な人、潔癖な人は、嫌悪感を感じるかもしれません。
いじめ、エイズ、シングルマザー、苦悩する教師達、崩壊している学級・・・
世の中のいろいろな問題が、この作品の中にぎゅっと詰まっていました。
だからと言って、その問題をなんとかしよう・・・という映画じゃないんですけどね。

先生が自分の子供を保健室に預けておくって、どうなの?
こんなに荒れているクラスって実際はないでしょ?
先生が、そんなことしていいの?
それは、エイズに苦しむ人たちに対する冒涜じゃないの?
子供にケータイなんて持たせなきゃいいのに。
人の死が、やけに簡単に扱われていない?
こんな映画作って、マネする子がでたら、どうするの?

・・・などと、常識的なことを言ってはいけません。
結局は、いくら何でもそこまでしないでしょ、というお話ですが、
悠子の復讐の全容が明らかになってくると、思わずニヤリ、と
してしまいます。
最初は悠子の「告白」で始まりますが、その後は、その事件に絡んでくる
人々の「告白」が続きます。
その人物の事を理解しようと、ついつい感情移入してしまいます。
でも、結局は、悠子の「復讐」に、スカッとしてしまうのです。
「女の子を殺した」という生徒が、意外と早く断定されてしまったので、
驚きました。
その後の展開を観ていたら、それも納得!なんですけどね。
 悠子を演じる松たか子が、すごくよかったです。
もともと好きな女優さんですが、たんたんと復讐を遂げていく、女教師役が
ぴったりでした。
生徒役の子供たちもがんばっていました。
「少年A」なんて、結構私のツボでしたよ♪

 そうそう、何だかリュック・ベッソンの「キル・ビル」を思い出したのは
私だけかな?

のその感想・・・9.5点(10点満点で)


 最後まで退屈することなく、楽しめました。
興味のある方は、ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね(*^。^*)


告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
双葉社
湊 かなえ

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この記事へのコメント

2010年06月30日 21:03
お久しぶりです。

蒸し暑い日々が続いていますが、お元気ですか?

ブログでも書きましたが、しばらくネット自体から距離を置くことにしました。

個人的にネットに興じていられない事態が発生したのも事実でして・・・。

でも必ず戻りますので、そのときはよろしくです!

のそ
2010年07月01日 00:33
 こんばんは!家元さん(*^_^*)
私のほうこそ、御無沙汰してしまいまして、ごめんなさい。
蒸し暑い日が続いて、私はすでにへばっておりますよー(笑)
 家元さんのブログを徘徊しに行ったら、しばらく休まれるということでしたので驚きました。
家元さんの方が落ち着かれましたら、ぜひとも復帰してくださいね。
それがあまり遠くない未来であることを期待しています。
私、待っていますよー!
よっしぇ
2010年07月01日 23:47
久しぶり~。実は一昨日の夜、「告白」の
文庫本を2時間で一気読みしたばかりです。
久しぶりに夢中で読んだ感じです。
いろいろ言いたくなることはあるし、結局
皆が自分のことだけしか考えていない、誰も
反省せず誰かに責任転嫁して傷つけて終わる
わけで、重い気持ちになってしまいました。
でも一気に読ませる力はすごいなと思いました。

仕事柄、なぜ森口先生は、シルバー人材センターしか
頼らなかったのだろう。ひとり親家庭の支援
窓口もあるし、ファミリーサポートセンターだってある。
やはり大人の目の届かない所に就学前の子を
置いておくというのは、間違っているよね。
6歳までの子の事故は親の責任というのは、
そのとおりではないかと…。でもできれば
もっと周囲が理解しサポートしたっていいの
では?とも思いました。森口先生自身の
人間関係も希薄だったのかな、とも。もし
保育園のお友達関係で預かってくれる人が
いれば、それが一番よかったのにとかね。

人の残虐性とか、結局誰もが自己本位なのか
とか、母子関係のおそろしさとか、救われない
気持ちになりましたが、昨日またしっかりと
読み返してしまいました。なぜだろう…。

原作を読み、映像では観たくないなぁと思い
ますが、松たか子と木村佳乃の演技は観て
みたい気がしました。
のそ
2010年07月02日 01:08
 こんばんは!よっしぇ(*^_^*)
私は原作を読んでいないので、原作と比べることはできませんが・・・よっしぇは仕事柄そこが気になるのかな?
 映画では、森口先生の娘を預かっていたお宅っていうのは学校の隣だったから、単純に便利だったからかな?と思いました。それと、預けた相手がそういう相手でないと、この後の「娘が自分のクラスの生徒にどうやって殺されたか」というストーリーが成立しないとか。(ちょっとこのあたりは内容にかかわるのでここでは書けませんが。)
 この映画は、小さな子供を持っているお母さんや、ごくごく常識的な人は見ないほうがいいかもしれません。
かなりヘンで、一部残酷なので

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