「俺は、君のためにこそ死ににいく」の試写会へ行ったのそ

昨日は「俺は、君のためにこそ死ににいく」の試写会へ行ってきました。

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 太平洋戦争末期の昭和19年秋。
圧倒的に不利な戦況の日本軍は、アメリカ軍のフィリピン攻略を阻止すべく、大西瀧治郎海軍中将(伊武雅刀)提唱の元、最後の手段として戦闘機に250kgの爆弾を搭載し、敵艦に体当たりする特別攻撃隊を編成。
関大尉(的場浩司)らが初めて特攻を決行した。
しかし、昭和20年春にはアメリカ軍が沖縄に上陸。
沖縄を断固死守すべく、鹿児島県の知覧飛行場は特攻基地となった。
 軍指定の「富屋食堂」を構え、飛行兵たちから慕われていた鳥濱トメ(岸惠子)は、自分に会いに来ては飛び立っていく特攻隊員たちを引き留めることもできず、何人もの若者たちとの別れを経験し・・・。

 総制作費18億円。 
製作総指揮は東京都知事で作家の石原慎太郎。
「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメ本人の口から若者たちの真の姿を聞かされた石原氏が、自ら脚本を書き上げた。


 若いうちに自らの命を散らした特攻隊の人々は、存在は誰もが知っているのに
詳しいことは知りませんでした。
指揮官も負けがわかっているのに、敗戦後の交渉をなるべく有利に
もっていけるようにするために、若い隊員たちに死にに行く事を命じていたり、
死ぬとわかっているのに志願して隊員になる者がいたり、今の日本では
考えられないようなことがいろいろあったのですね。
「靖国で待っている」を合言葉に、次々に死地へと赴く隊員たち・・・
このシーンを、「靖国神社参拝反対!」と叫んでいる、中国人や
韓国人に見せてやりたいです。
 作中ではよく兵士たちや、作業中の女学生が軍歌を歌うのですが、
よくテレビで見る今の北朝鮮みたいだなと思いました。
特攻隊員の最後の世話をする「奉仕隊」とか「挺身隊」とかに女学生が
駆り出されたとか聞くと、「え?従軍慰安婦?」なんて下世話な想像を
してしまいましたが、一緒の狭い部屋にいても、一緒に歌を歌ったり
彼らも彼女らもどこまでも清らかで、さわやかでした。
戦時中って、もっとみな殺伐としていたものかと思いましたが、
そんな中にも楽しみを見つけて健気にがんばった昔の日本人は
偉いなあ。

 特攻隊員役の徳重聡、窪塚洋介、筒井道隆は、この作品のために
自衛隊で訓練を積んだそうです。
私が戦争モノを見ていて共通することなのですが、軍服を着て、皆頭を
短く刈っているので、すごく個人の区別がつきにくい(-_-;)
徳重聡は背も高く、顔も小さくてスタイルがいいので、ひときわ目立ったのですが
窪塚洋介には以前ほどのオーラが感じられませんでした。
 鳥濱トメ役の岸惠子は、すごくよかったとは思いますが、髪の毛が真っ黒
すぎたのが不自然でした。
(何歳ぐらいの設定なのか、結局最後までわかりませんでした。)
その後、現在のトメさんとして再登場しますが、頭髪は白髪なのに
シワが少なすぎで不自然でした。
生き残った隊員も、若い人が老けメイクをしているのが不自然すぎて、
かえって役者を変えた方がよかったのでは?と思いました。
それに、戦時中としては、皆の服がきれいすぎだと思いました。
飛行機はボロボロなのに、特攻隊員たちのブーツはおろしたて
みたいだったし・・・。
戦闘シーンはすごく迫力があり、最後の特攻シーンもドキドキ
しただけに、メイクや服装にもっと力を入れたらもっとよかったかも。

のその感想・・・7点(10点満点で)

 観る人の年代によって、鑑賞後の感想も違うと思いますが、
私は感動しましたが、涙は出ませんでした。
特攻に赴く兄の走り出した戦闘機の横を、「兄ちゃーん!」と弟が走って
追いかけていくシーンにはジーンときました。


 今週末公開ですが、観に行かれる予定のある方は、
「桜舞う<隼>ドーム付前売券」1300円を購入しておくのが
絶対にお得だと思いますよ
なかなか良さ気です。公式HPを見てネ。

永遠の翼
永遠の翼

この記事へのコメント

2007年05月11日 13:43
高倉健の『ホタル』も、知覧の特攻隊の話でしたね。
若い人の中には、日本がどこと戦ったかも知らないどころか、
戦争に負けたことも知らない人がいるそうです。
語り継がなくてはいけないですから、こういう作品も大事ですね。
のそ
2007年05月11日 15:10
 こんにちは!kuemama。さん(*^_^*)
戦後60年たったということで、昨年あたりから戦争映画がたくさん公開されていますよね。
日本人は、韓国などのように「戦争を語り継ぐ」とか「恨みを忘れない」とかいうことをしないできたんですよね。
本当なら、戦争の悪いところも真実も、すべて正確に後世に語り継ぐべきなのでしょうが、こういう映画だと私たちも受け入れやすいです。
本当は戦争映画はちょっと苦手なのですが、機会があったらできるだけ観るようにしたいと思います。

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