「ゲド戦記」の試写会へ行ったのそ

 月曜日は、のそ妹と一緒に「ゲド戦記」の試写会へ行ってきました。
今回は宮崎吾朗監督と鈴木プロデューサーの舞台挨拶があるということで楽しみにしていました。
しかし、先週末に風邪をひいてしまった、のそ。
まだ調子が悪く、試写会直前まで行こうかやめとこうか悩みました・・・が、がんばって自転車をこいで行ってきました。

 画像舞台は多島海世界・アースシー。
西海域の果てに棲む竜が、突如、東の海の人間の世界に現れ共食いを始め、世界中で様々な異変が起こり始めた。
農民は田畑を捨て、職人は技を忘れ、魔法の言葉は忘れられつつあった。
大賢人ゲドは世界の均衡を崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。

 原作はアメリカの女流作家アーシュラ・K・ル=グウィンの「ゲド戦記」シリーズ。
「指輪物語」「ナルニア国物語」とならび称される、世界三大ファンタジーの一つ。
監督は宮崎駿監督の実子である宮崎吾朗。
<声の出演>
アレン・・・岡田准一
ハイタカ(ゲド)・・・菅原文太
テルー・・・手嶌葵
テナー・・・風吹ジュン
クモ・・・田中裕子
ウサギ・・・香川照之

 丁度、先週TVで「ハウルの動く城」をやっていたので、それを録画したものを
日曜日に観ました。(映画は結局行かずにTV放映を待ってしまいました(^_^;)
その次の日の試写会なので、どうしても「ハウル~」と比べてしまいます。
舞台挨拶でも、監督とプロデューサーがかなり自信のあるようなことを
おっしゃっていましたので、「さらに進化して感動的なジブリ映画」という
かなりの期待を持ってのぞみました。
(「ハウル~」は映像的には素晴らしかったけれど、話に深みがなかったような
気がしましたし。)
私の率直な感想としましては、なんか昔の宮崎アニメを見ているような
気分だな~・・・と(^_^;)
昔も昔、「ハイジ」や「フランダースの犬」を思い出してしまいました。
よく言えば「原点回帰」、悪く言えば「退化」です。
登場人物の顔などは好きですが、時間や手間は確実のお父さんが監督
した作品の方が数倍かかっていますね。

 声の出演陣では、アレン役の岡田准一がどうしても合わない気がしました。
ちょっと大人っぽすぎるもの。
どうしても芸能人を使いたいなら、声変わりしたばかりの神木隆之介君なんか
よかったんじゃないかなあ?まだちょっと不安定?
(「ハウル~」のマルクルの声、すっごくかわいかった!
だから、いろんな意味でちょっと残念。)
 テルーの手嶌葵は新人としてはなかなか印象的で、唄も印象に残りました。
他の出演陣もベテラン俳優たちを使っただけあって、なかなかよかったと
思いました。
しかし!
最近のアニメ映画はやたらと芸能人を使う風潮がありますが、日本の文化
であるアニメと共に育てられた、ちゃんとした声優さんを使った方が
絶対にいいと思います。

 この映画の原作は、全5巻+外伝なのですが、どうやら大分原作とは
違う話になってしまっているようですね。
私は読んだことはありませんが、映画の中のお話は第3巻以降が混ざって
しまっているようです。
テルーの保護者のテナーなんて、ほとんど第2巻の主人公のようなもので
この物語を通してのかなりの重要人物らしいのに、過去にはほとんど
触れられていません。
(途中、ところどころ思わせぶりなセリフを言うのですが、結局最後まで
素性がわからなかった。)
これでは、原作ファンは怒ってしまうのではないかなあ?
せっかくアニメ化するなら、5本になってもいいから忠実に再現する方が
よかったのではないでしょうか?
この作品は宮崎駿監督が、原作者にアニメ化を打診して一度断られ、
後に監督指名で映画化してほしいと依頼が来たのだそうです。
でも・・・こんなに内容を変えてしまったのでは原作者としてはいい気持ちが
しないのではないでしょうか?
原作について&あらすじはコチラ。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)



のその感想・・・8点(10点満点で)
(映画を観終わった時点で、原作に関する知識のない状態で。)

 何とか言っても、ストーリーには引き込まれたし、最後までドキドキしました。 
でも「ゲド戦記」という割に、ゲドがあんまり活躍しなかったような?
主人公が邪悪な顔になったり、苦しんだりするときの口元のシワ(ほうれい線?)
が、すごく気になる・・・(^_^;)

 原作、読んでみたいな。


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この記事へのコメント

サム
2006年07月27日 11:13
声の出演はやはり声優のほうが…まったく賛成!!
ハウルも「キムタク」のこもった声では聞き取れにくいと思います。
昨日新聞にも、声優がいるじゃないか!というコメントが載っていましたよ。
「ゲド戦記」はそんなに長編なんですか?
こういう映画って何回も観なくちゃ良さがわからないのかしら??
サムはいつも1回じゃよく解らないので何回も見てしまうのですよ。
2006年07月27日 15:09
コジーンも先週ハウルを初めて見ましたが、ぼちぼちでしたね。
のそさんの記事でゲドも劇場は控えて、テレビを待ちたいと思います。

声優については私も同感です。なんかアメリカ人が考えそうな発想でイヤ
です。日本のアニメは日本独自(つまり声優)でいくべきだと思います。


キムタクは意外に自然でびっくりしましたが、もののけ姫のサンは
アチャー(ノ∀`)・゜・
でしたw
2006年07月27日 18:06
>最近のアニメ映画はやたらと芸能人を使う風潮がありますが、日本の文化であるアニメと共に育てられた、ちゃんとした声優さんを使った方が
絶対にいいと思います。
皆さんと全く同感です。最近のジブリアニメの声優には疑問を感じます。だから僕は「もののけ姫」以降のジブリ作品はあまり好きじゃないです。昔はホントに心から大好きだったんですけど・・・。
のそ
2006年07月27日 20:16
 こんばんは!サムさん(*^_^*)
県外にいるもう一人ののそ妹も、ハウルのTV放送を観て、怒って電話をかけてきましたよ~。「なんでキムタクなんかを使うんだ!普通に声優を使えばいいのに」って(^_^;)
 ゲド戦記は原作は長編なんですが、映画的にはそれほどややこしい内容ではありませんでした。
こういうファンタジーものって、世界観の理解が難しいと思いますが、出てくるのは人間(魔法使いを含む)と竜と動物だし、複数の国が敵対しあっているわけでもなく、ややこしい国名で悩むこともないし。
でも、何回観たとしても、登場人物の過去に関する説明不足と、その後彼らがどうなったのかということは理解できないと思います。
1回観れば十分かな?
のそ
2006年07月27日 20:34
 こんばんは!コジーンさん(*^_^*)  う~ん、確かに待ってもいいかも・・・。試写会へ行ったら、まわりの人々に映画の宣伝をしておかなくちゃ、とは思うのですが、ねぇ。
 最近のハリウッドアニメは、ほぼ有名俳優陣が声の出演をしていますよね。(それが客集めのネタになっているのですが。)ハリウッドなんかでは声優さんの扱いはどうなっているんでしょうね?英語でしゃべっているのを聞いても、これが上手いのかヘタなのかよくわからないし、試写会のアニメは日本語吹替え版の場合がほとんどだし。(日本語の吹替えも芸能人ですね(^_^;) やっぱ、私としては有名芸能人よりも、絵に合ったプロの声がいいなあ。
 「もののけ姫」は石田ゆり子の声だったんですね(^_^;)あ、この作品でも田中裕子が声で出演してるんだあ。この人の声は、なかなかよかったですよ。 
のそ
2006年07月28日 00:19
 こんばんは!マチベーさん(*^_^*)
ジブリのアニメは、芸能人の声の出演がないとお客が集まらないアニメ、っていうわけではないのですから、っていうか、ちゃんとした声優を使うことによって、さらに劇場に足を運ぶ人は増えるかもしれませんよね!
 私は、ジブリのアニメのすべてを観た訳ではありませんのであまり語れませんが、やはり一番印象的なのは「ナウシカ」です。そういえば、ナウシカの主題歌は安田成美でしたね~。(イメージガールコンテストでグランプリをとって、主題歌でデビュー。)芸能人とアニメを結びつけたのも、宮崎駿なのでしょうか?
2006年08月09日 02:09
こんばんは~
私もようやくゲド観てきました~
感想は…結構面白かったです。
原作の事はよく分かりませんし、粗も一杯ありましたが、私も最後までドキドキしました。値段分の価値はあったなと思いました!
原作で過去の話とか読んでみたいですね~
手ごろな値段になったら…(汗)
のそ
2006年08月09日 22:42
 こんばんは!NB?さん(*^_^*)
私の場合、前日にTVでハウルを観たのもあり、どうしても比べてしまったんですよね~。
でも、確かに私も最後までドキドキしました。
観終わった後に、原作のあらすじとか読んでしまうと、どうしても評価が下がってしまいました。
この映画と原作は別物として考えた方がいいですね。
原作、ちゃんと読んでみたいですよね。

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